こんにちは、kaigai gurashi(@kaigai_gurashi)運営者のuriです。
海外で動画配信サービスを視聴しようとすると、コンテンツが滞在国のものになってしまったり、日本のサービスの場合はアクセス自体が制限されてしまいます。
諦めるしかないの?とガッカリする必要はありません。
VPNを利用することで、海外からでも日本語のコンテンツ・日本の動画配信サービスを視聴することができます。
インターネット規制が厳しい国から日本のインターネットサービスやSNSにアクセスする際にも使えます。
今回は、おすすめVPNサービスを3つ紹介します。
VPNでできること
- フリーWi-Fiのセキュリティを強化する
- 自宅Wi-Fiのセキュリティを強化する
- 海外から日本の動画配信サービスを見る
- 日本から海外の動画配信サービスを見る
- インターネット規制の厳しい国から日本のインターネットサービスやSNSを利用する
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VPNとは?
VPNは「Virtual Private Network」の頭文字を取った略語で、日本語では「仮想専用回線」という意味を持ちます。
暗号化された通信で、端末とアクセス先の間にトンネルのような仮想的な専用の通り道を構築し、外部からの不正アクセスを困難にするセキュリティ強化のための仕組みです。
VPNを利用した通信は、日本または世界各国に設置されたVPNサーバーを経由します。
この仕組みを利用して、一度日本のVPNサーバーを経由することで、海外からのアクセスを日本からのアクセスに見せかけ、海外からのアクセスを制限している日本の動画配信サービスにアクセスするのが、海外在住者がよく知る使い方です。
逆に、日本から海外のVPNを経由すれば、日本にいながら海外のコンテンツを楽しむこともできます。
VPNでできること
- フリーWi-Fiのセキュリティを強化する
- 自宅Wi-Fiのセキュリティを強化する
- 海外から日本の動画配信サービスを見る
- 日本から海外の動画配信サービスを見る
- インターネット規制の厳しい国から日本のインターネットサービスやSNSを利用する
VPNを選ぶ時に注意すること
VPNを選ぶ際は、下記の点に注意しましょう。
- 目的に合っているか
- 通信速度(サーバー台数)
- 対応デバイス・ブラウザの種類
- 同時接続可能なデバイス数
- 無料お試し・返金保証期間はあるか
- ノーログポリシー
- サポート体制
- データ容量
目的に合っているか
VPNは、サービスによって対応している国やコンテンツ・デバイス・セキュリティ強度などが異なります。
用途に合ったものを選びましょう。
通信速度(サーバー台数)
VPNを利用してインターネットに接続すると、どうしても通信速度は落ちてしまいます。
あまりにも通信速度が遅いサービスだと、動画が止まってしまう、ダウンロードに時間がかかる、タイムラグが生じるなどの問題があるので、ある程度通信速度が速いと言われているサービスを選びましょう。
サーバー台数が多いほどアクセスを分散させ、通信速度を早く保つことができます。
対応デバイス・ブラウザの種類
Windows、macOS、iOS、Android以外に、Chrome、Firefoxなど、使用端末・目的に合わせて必要なデバイス・ブラウザに対応しているかを確認しておきましょう。
同時接続可能なデバイス数
サービスによって、同時接続可能なデバイス数は1台のみ・数台~10台ほど・無制限と異なります。
家庭で使用する場合も、数台~10台ほどは同時に接続できた方が便利です。
無料お試し・返金保証期間はあるか
VPNを利用した通信では、これまでアクセスできていたコンテンツに突然アクセスできなくなったり、利用環境や使用端末によってアクセスできない場合もあります。
ネットの情報に頼るだけではなく、無料お試し期間や返金保証期間に必ず自分で対象のコンテンツの接続可否や通信速度を確認しましょう。
ノーログポリシー
VPNには、アクセス元をわからなくしてセキュリティ強度を上げる・匿名でインターネットにアクセスできるという利用目的もあります。
ただし、VPNサービスを提供している企業は利用者の通信データを見ることができます。
サービスによっては、通信内容や使用状況のログを保存せず、利用者の行動も追跡しない「ノーログポリシー」を掲げており、セキュリティ面において重要な項目です。
サポート体制
VPNは、海外製や運営実態が不明なサービスも多いです。
いざという時にしっかりとサポートを受けられるサービスを選びましょう。
どのような問い合わせ方法があるのかも要確認です。
言語に不安がある場合は、海外製でも日本語対応しているサービスや日本の国産サービスを選ぶのがおすすめです。
データ容量
VPNの中には、データ容量に制限のあるサービスもあります。
動画配信サービスでたくさん映画やアニメを視聴する・長時間インターネットに接続するという場合は、データ容量無制限のサービスを選ぶのがおすすめです。
VPNを利用する時に注意すること
VPNを利用する際は、下記の点に注意しましょう。
- インターネット接続そのものを提供するサービスではない
- VPNの利用が法律で禁じられている国もある
インターネット接続そのものを提供するサービスではない
VPNは、インターネット接続そのものを提供するサービスではありません。
利用前にインターネット環境を整える必要があります。
VPNの利用が法律で禁じられている国もある
VPNは日本を含む多くの国で合法とされていますが、中には使用自体が違法・認可されたVPN以外の使用は違法・条件付きで合法としている国なども存在しています。
日本人在住者が多い国としては「中国」が挙げられます。
中国では政府の認可を受けていないVPNの使用は法律で違法とされており、罰金刑が科せられます。
実際には、VPNの使用が直接的な検挙の理由になることはほとんどなく利用している人も多いようです。
また、VPNの使用を合法としている国からの利用でも、動画配信サービスの規約になんらかの記載がある可能性もあるので、視聴前に確認しておきましょう。
VPNの利用に規制がある国
中国 ロシア 北朝鮮 イラン イラク オマーン エジプト トルコ アラブ首長国連邦 など
おすすめVPNサービス3選
NordVPN:圧倒的なシェア率
おすすめVPN1つ目は、圧倒的なシェア率を誇る「NordVPN 」です。
世界60ヶ国に5,500台以上のVPNサーバーを設置しており、サーバー数・通信速度の早さは業界トップレベルです。
主要な動画配信サービスの視聴にほとんど全て対応しているのに加え、対応しているデバイス・ブラウザの種類も豊富です。
ワンクリックでオン・オフを切り替えられる専用のアプリも提供しているので、海外製のサービスですが、初心者でも使いやすいです。
同時に接続できるデバイス数は6台までで、他社と比べると少なめですが、家庭用であれば少なすぎるということはありません。
ノーログポリシー(通信内容や使用状況のログを保存せず、利用者の行動も追跡しないこと)も掲げています。
\30日間の返金保証あり/
価格 | 【スタンダードプラン】 2年プラン:530円/月 1年プラン:630円/月 1ヶ月プラン:1,520円/月 ※2年プラン購入者には3か月または1年のボーナス期間をプレゼント(抽選方法はランダム) |
無料お試し期間 | 30日間返金保証 |
通信速度 | ◎ |
サーバー台数 | 60ヶ国/5,500台以上 |
ノーログポリシー | 〇 |
対応OS・ブラウザ | Windows、macOS、iOS、Android、Linux、Chrome、Firefox、Edge、Android TV 、Amazon Fire TV Stick、Chromecast、Chromebook、Kindle、Xbox、Playstation、Nintendo Switch など |
専用アプリ | あり |
同時接続可能台数 | 6台 |
対応動画配信サービス | NETFLIX、Amazonプライムビデオ、DAZN、TVer、Hulu、U-NEXT、AbemaTV、WOWOW、FOD、Paravi、TELASA、Disney+ など ※利用環境・使用端末によって視聴できない場合もありますので、返金保証期間中に視聴の可否を必ずご確認ください。 |
本拠地 | パナマ |
サポート体制 | メール、ライブチャット、へルプセンター |
支払方法 | クレジットカード 、PayPal、AmazonPay、iTunes、Google Pay、Sofort、プリペイドカード、暗号通貨 |
公式サイト | NordVPN |
NordVPNはAmazon Fire TV Stickに対応!
Fire TV Stickは、テレビのHDMI端子に挿し込み、Wi-Fiと接続すると、テレビ画面で動画配信サービスを視聴できるようになるアイテムです。
MillenVPN:国産VPNならコレ
おすすめVPN2つ目は、大手レンタルサーバーサービスmixhostを運営するアズポケット株式会社の国産VPNサービス「MillenVPN 」です。
有料VPNサービスは、海外の法令が不透明な地域で実態不明の運営を行っているものも多いですが、MillenVPNは総務省に届出を行い、日本の憲法・法令に基づいて運営が行われています。
世界最高水準のプライバシー保護水準で運用されている安心・信頼のVPNです。
価格は海外製のサービスと比較しても安価で、中国などのインターネット規制が厳しい国からの接続にも強く、国産VPNの中では圧倒的におすすめです。
日本語で手続き・サポートを受けられるので、初めてVPNを利用する方にも向いています。
同時に接続できるデバイス数は10台までで、セキュリティ面において重要なノーログポリシーも掲げています。
設置サーバー数や対応デバイスに関してはまだまだ海外製のVPNサービスに劣ります。
また、MillenVPNで接続できないコンテンツにMillenVPN Nativeなら接続できる場合もあり、2つのサービスを切り替えることでほとんど全ての主要な動画配信サービスを視聴できますが、ID・パスワードを入力するだけでワンクリックでオン・オフが切り替えられる専用アプリがMillenVPN Nativeに対応していないのが残念です。
※サービス自体は1つの契約で全て利用が可能です。
\30日間の返金保証あり/
価格 | 2年プラン:396円/月 1年プラン:594円/月 1ヶ月プラン:1,496円/月 |
無料お試し期間 | 30日間返金保証 |
通信速度 | 〇 |
サーバー台数 | 50ヶ国以上/1,300台以上 |
ノーログポリシー | 〇 |
対応OS・ブラウザ | Windows、macOS、iOS、Android |
専用アプリ | あり ※MillenVPN Nativeでは使用不可 |
同時接続可能台数 | 10台 |
対応動画配信サービス | NETFLIX、Amazonプライムビデオ、DAZN、TVer、Hulu、U-NEXT、AbemaTV、WOWOW、FOD、Paravi、TELASA、Disney+、DMM TV、ニコニコ動画、Video Market など ※利用環境・使用端末によって視聴できない場合もありますので、返金保証期間中に視聴の可否を必ずご確認ください。 |
本拠地 | 日本 |
サポート体制 | メールのみ |
支払方法 | クレジットカード 、PayPal、銀行振込 |
公式サイト | MillenVPN |
UCSS:中国からの通信に強い
おすすめVPN3つ目は、インターネット規制の厳しい国、特に中国からのインターネット接続に強い「UCSS」です。
詳しくは、VPNサービスではなく韓国に本拠地を置くShadowsocks専用のプロバイダです。
Shadowsocksは、中国の厳しいインターネット検閲グレード・ファイアウォールを突破するために中国人が開発した技術で、VPNではアクセスできなかった動画配信サービス・インターネットサービス・SNSを視聴・閲覧することができます。
VPNの暗号化ではVPN通信であることがわかってしまうため制限の対象になる場合がありますが、Shadowsocksの暗号化は検知されない技術を使っているので、VPNでアクセスできないコンテンツにもアクセスできる仕組みになっています。
通信速度の速さや安定性もVPNより優れています。
デメリットとしては、価格が高い、通信容量の制限がある、無料お試し・返金保証期間がないという点があります。
中国在住日本人からの評価は比較的高いので、一度試してみる価値はあります。
価格 | 【UCSSプラン(中国向け)】 3ヶ月プラン:US$36.00~ 1年プラン:US$180.00~ |
無料お試し期間 | なし |
通信速度 | ◎ |
サーバー台数 | 16ヶ国 ※UCSSプラン(中国向け) |
ノーログポリシー | 〇 ※韓国サーバーを除く |
対応OS・ブラウザ | Windows、macOS、iOS、Android、Linux、ルーター |
専用アプリ | あり |
同時接続可能台数 | 3台 |
対応動画配信サービス | NETFLIX、Amazonプライムビデオ、DAZN、TVer、Hulu、U-NEXT、AbemaTV、WOWOW、FOD、Paravi、TELASA、Disney+ など ※利用環境・使用端末によって視聴できない場合もありますので、返金保証期間中に視聴の可否を必ずご確認ください。 |
本拠地 | 韓国 |
サポート体制 | 問い合わせフォーム |
支払方法 | クレジットカード、Apple Pay、Alipay,、仮想通貨 |
公式サイト | UCSS |
安くて・安定性の高いVPNなら「ExpressVPN」
UCSSは高すぎるという方には、中国現地でも安定性が高いと比較的評価の良いVPN「ExpressVPN」がおすすめです。
テレビ画面で動画配信サービスを視聴できる!
動画配信サービスで視聴可能な日本の番組をテレビ画面で再生すれば、日本でテレビを見る時と同じ感覚で動画を楽しむことができます。
テレビ画面での動画配信サービスの視聴は、「Amazon Fire TV Stick 」で簡単に行えます。
\日本版を持っていくのがおすすめ!/
テレビのHDMI端子に挿し込み、Wi-Fiと接続すると、テレビ画面で動画配信サービスを視聴できるようになるアイテムですが、VPNに接続して使用することで日本語のコンテンツや日本の動画配信サービスにも対応します。
Fire TV Stickは、日本のコンテンツのアプリに対応している日本版を購入するのがおすすめです。
渡航前であれば日本から持って行くのがおすすめですが、すでに渡航済みの場合は「Amazon Global(アマゾングローバル) 」を利用して海外から日本版のFire TV Stickを購入することもできます。
日本版のFire TV Stickに入っているアプリ
NHK+ DAZN NETFLIX Amazonプライムビデオ ユーチューブ Disney+ FOD Amazon music GYAO! WOWOW U-NEXT TVer Abema TV Paravi hulu dアニメストア
私の住んでいる国では現地で日本のテレビ番組を視聴できるサービスを契約することもできますが、VPNと動画配信サービスの組み合わせで十分いろんなコンテンツが見れるので、わざわざ高いサービスを契約する必要はなし!費用をかなり抑えられます!
まとめ
VPNは「Virtual Private Network」の頭文字を取った略語で、日本語では「仮想専用回線」という意味を持ちます。
暗号化された通信で、端末とアクセス先の間にトンネルのような仮想的な専用の通り道を構築し、外部からの不正アクセスを困難にするセキュリティ強化のための仕組みです。
海外在住者の間では、海外からのアクセスが制限されている動画配信サービスを視聴したり、インターネット規制が厳しい国から日本のインターネットサービスやSNSを利用するための手段としてよく知られています。
VPNでできること
- フリーWi-Fiのセキュリティを強化する
- 自宅Wi-Fiのセキュリティを強化する
- 海外から日本の動画配信サービスを見る
- 日本から海外の動画配信サービスを見る
- インターネット規制の厳しい国から日本のインターネットサービスやSNSを利用する
VPNを選ぶ際は、下記の点に注意しましょう。
- 目的に合っているか
- 通信速度(サーバー台数)
- 対応デバイス・ブラウザの種類
- 同時接続可能なデバイス数
- 無料お試し・返金保証期間はあるか
- ノーログポリシー
- サポート体制
- データ容量
実際に利用する際は、下記の点にも注意しましょう。
- インターネット接続そのものを提供するサービスではない
- VPNの利用が法律で禁じられている国もある
当サイトおすすめVPN3選
Amazon Fire TV Stick
\日本版を持っていくのがおすすめ!/